2020.05.09 Sat

Written by EDGE編集部

Jリーグ&国内

大学サッカー同好会名鑑 Vol.2「関東同好会の新鋭・早稲田大学FC GUSTA」

早稲田大学のサッカーサークル、関東同好会の強豪は歴史の長いチームが多い。その中でFC GUSTAは2009年設立と新しいチームだ。10期生となる現在の幹部の中から6名(下浦、栗原、齊藤、杉本、山本、神居)に、短期間で強豪の仲間入りを果たした理由を聞いた。(文・写真:大学サッカー同好会名鑑編集部)(記事提供:ユーロプラスインターナショナル)

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[編集部]今日はよろしくお願いします。今回は6名にお話を聞きますが、幹部が他にもいると伺いました。どういったメンバーでチームを運営されているのですか?

[下浦]今年の幹部は10人で構成されています。僕が幹事長で、副幹事長が齊藤含め2名、あとはキャプテンの栗原、副キャプテン、基本的には幹事長は運営面、キャプテンはサッカーについて担当している感じです。あとはグランド係、会計係、新歓係2名とマネージャー幹事長の10名ですね。

[編集部]マネージャーの代表も幹部会議に参加してもらっているんですね。

[下浦]そうですね。やっぱりマネージャーも考えていることがあって、自分たちもそれを取り入れていきたいと思っていたので、そういったアイデアや意見を取りまとめてもらう為にも、幹部からお願いして、今年は設けることにしました。

[編集部]プレーヤーもマネージャーも一体になったチームですね!今は全体で何人くらい所属していますか?

[下浦]まだ新入生が入ってないですが、去年とかだとプレーヤー、マネージャー、3学年合わせると、100人くらいですね。その中でマネージャーが4割くらいです。なのでマネージャーの意見も大切にしたいですね。

[編集部]プレーヤーだけでも大所帯だと思いますが、試合のメンバー決めとかはどうしてますか?

[栗原]メンバーはキャプテンの自分と副キャプテンの大森が中心で決めていますが、基本的に出席率を一番重視しています。そのうえで実力であったり、チームへの貢献度などで決めています。なので年功序列という感じはあまりないかと思います。

[編集部]幹部の選出同様に、チームの一体感が見えますね。ではチームとしての年間の活動と目標はなんですか?

[栗原]大きな目標は3つですね。5月の新関東カップ、9月のサッカーマガジン杯、あとは10月から始まる新関東リーグになります。

[下浦]あとは3月にある学内戦に2位以上に入ると全国までつながるアットホームカップもありますね。他には4月6月には新歓合宿をやったり、12月の代替わりのタイミングで、新年度合宿にも行ったりするので結果的には月1回くらい合宿に行ってますね。 

[編集部]ちなみに昨年の結果はどうだったんですか?

[下浦]去年は新関東リーグで優勝することができました。その後の関西の優勝チームとの東西決定戦にも勝って、全国制覇できました。

 

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[編集部]おめでとうございます!同好会日本一にも輝いたほどのチームとなれば普段の練習からみっちりトレーニングしているのでしょうか。

[下浦]活動は平日週3回、月水木の3日間です。土日にはリーグ戦や合宿など以外は、基本的にはオフにしています。グラウンドの手配の関係で練習場所や時間などもバラバラになってしまうこともあり、授業優先でやっているので、参加人数もばらつきがありますね。月1回くらい合宿行く形になるのでしっかりとバイトの時間も確保して、という感じですね。

[編集部]そうなんですね!普段の練習はどの様に行ってますか?

[栗原]自分と大森で決めていますね。GUSTAは伝統的に、パスサッカーなので、みんなそういうサッカーをやると理解していると思います。なのでメニューも、足元の技術と連携を高めるトレーニングを中心にやっています。

[編集部]試合の指揮もキャプテンが中心ですか?

[栗原]もちろんメンバーなどは自分と大森で決めますが、例えば試合の入りはこういう風にプレーしようとか細かい部分は試合前のミーティングなどで全員で決めて、共通理解としてプレーしてますね。

[編集部]そんなチームで一番頼りになるキープレーヤーは誰ですか?

[下浦]自分ではいいにくいと思うので自分から話すと、満場一致でキャプテンの栗原だと思います笑 センターバックですが、足元の技術も高くて、対人も強く、プレー面でもチームの柱で、昨年の新関東リーグのMVPにも選ばれています。

 

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[編集部]栗原君を始め、トップレベルの技術ある選手たちが多数いると思いますが、なぜ同好会でプレーすることを選んだのですか?

[齊藤]体育会とは違う、自分たちの自治を大事にして運営していくというのは同好会じゃないとできないことかなと思います。サッカーだけでなく色々な体験ができると思います。

[山本]自分は強豪校出身でもなく、もともと体育会は選択肢になかったこともありますが、それでもある程度の強度でサッカーできたらと思って新関東リーグに所属しているチームにしようと思いました。その中でGUSTAを選んだのは、他のチームにはない「自由度」に惹かれたからです。

[編集部]他と比べてGUSTAの良いところはどこだと思いますか?

[杉本]同好会の特徴として自由度が高いことが挙げられる中でも、GUSTAはまだ創設12年目と歴史が浅い分、伝統にとらわれずどんどん新しいことに取り組むことができるのが強みだと思います。良い意味でも悪い意味でも運営次第でどんなチームカラーにもなれるのは魅力のひとつです

[山本]自由の意味を履き違えてない部分がいいですね。

[杉本]強制力がないからこそ、自分たちで参加しているので、試合に出ているメンバーも、出てないメンバーも互いに感謝しながら勝利を目指せているのが醍醐味ですね。自分たち幹部も、自分から参加したくなるようなチームになれるように運営しています。

 

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[下浦]もちろん参加してほしいので、来て!と声掛けはしますが、来なかったからといってなにかあるわけでもないですし、自分たちも自分で参加したいと思って、来てもらえるようなチームになるように企画・運営しています。

[編集部]そんな「楽しさ」も大事にしているチームだと思いますが、チームのムードメーカーは誰ですか?

[下浦]杉本と齊藤ですね。あとはここにいない高澤、丸山ですね。

[杉本]自分は新歓係なのですが、新入生から魅力的に見えるためには、自分たちが楽しんでいることが大事かなと思っています。現役メンバーからするとある種接待でもあるので、現役も楽しみながら、巻き込んでみんなで歴史を創っていきながらやっていきたいですね。

[斉藤]マネージャーも多いから、ピッチ外も楽しませてあげないと、いけないですしね。

 

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[編集部]そんなマネージャーに人気ある選手はいますか?

[齊藤・下浦]山本ですね!普通にイケメンというのもありますが、もはやマネージャーくらいの立ち位置だと思います。

[山本]確かにマネージャーには話しかける方だと思います。どちらかというと年下が苦手で、同期より上が得意なタイプなのですが、プレとマネが仲良くなるための架け橋であれればとは思っています。やっぱりプレーヤーとマネージャーが対立することもあるし、中立にたって間に入れるように意識はしています。

[編集部]幹部のこのメンバーはみんなチームの中心ですか?

[神居]あ、自分は違います!

[一同] 笑

[編集部]え?そうなんですか?

[栗平]自分としては中心に使いたいのですが、「やめて」みたいな感じなので置けないですね…。

[杉本]でもグラウンド係だからめちゃめちゃ軸の選手ですね笑

[下浦]大事な大会の前とかは、授業と被らないように、夜の時間でグラウンド確保してくれていたり、フレキシブルにやってくれて助かります。

[編集部]確かにグラウンド確保って、責任重大だし、大変じゃないですか?

[神居]大変ですが、メインで使うグラウンドがいくつか決まってますし、月イチ一瞬だけ頑張るだけなんで、他の人よりはきつくないと思います。

[編集部]幹部の中でも色々な個性がありますが、この代の特徴や色はなんですか?

[齊藤]毎年色々な個性があったと思いますが、この代は特に新規開拓というか、新しいことに挑戦したい人間が集まっている代だと思います。

[下浦]あとはコロナウイルスの影響でできるかはわからないですが、今年は6月末にGUSTA CUPをやることになっています。自分たちが運営だけでなく、中身まで作った大会です。自分たちは「強さ」と「楽しさ」の両方を求めているので、サッカーを本気でやりすぎると、同好会っぽくないし、適当にやったらサッカーも楽しめないし、そこの両立を目指していきたいと思っています。

[編集部]最後に新入生にメッセージをお願いします。

サッカーが下手でもめちゃ盛り上げる選手もいるし、サッカー上手いけど寡黙なやつもいるし、楽しめればそれでいいので、たくさんの個性がいるのがGUSTAだと思います。サッカーやりたくて、行事とかはあまり来ない奴だったり、練習はこないけど行事にはくる奴だったりいますが、自分たちはどちらも受け入れているので、そういったいいとこ取りなサークルがGUSTAだと思います。

 

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