2016.12.19 Mon

Written by EDGE編集部

インタビュー&コラム

「選手の自立にCLIMB DBを活用したい」真岡高校サッカー部・川上栄二監督

栃木県の伝統校・県立真岡高校は2016年より、選手のコンディション管理データーベース「CLIMB DB」を導入し、チーム強化に役立てている。全国大会出場を目指す名門が力を入れる、選手を自立させるための取り組みとは?(記事提供:CLIMB Factory株式会社)

――真岡高校は創設117年を迎える伝統校で、サッカー部は今年で創部90周年を迎えられるそうですね。

川上:はい。2016年がサッカー部創部90周年ということで、節目の年になります。とはいえ、私は今年で監督になって4年目なんですよ。

――頂いた名刺に「白布魂」とありましたが、これはどのような意味でしょうか?

川上:学校があるのが「白布ヶ丘」という地名で、真岡は木綿が産業だったんですね。そこから来ていて、チームのスローガンになっています。

――真岡高校の目指すサッカースタイルを教えてください。

川上:しっかり守って速く攻める。システムは4-4-2や4-2-3-1をベースに、その年の選手の特徴を活かしたサッカーができればと思っています。

――2016年から、選手のコンディション管理システム「CLIMB DB」を導入したそうですが、どのように利用しているのでしょうか?

川上:私はジュニアユースのクラブの代表もしていて、選手や保護者との連絡ツールとして、インターネットのサービスを利用していたんですね。いまは保護者も子どももみんなスマートフォンを持っているので、練習日程の連絡などに使って、非常に便利なことはわかっていたんです。そんなときに「CLIMB DB」の話を聞いて、連絡ツールだけでなく、選手のコンディション管理にも使えて、それをトレーナーなど外部のコーチと共有できる。これはいいぞと思って、すぐに導入を決めました。

 

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――外部のトレーナーさんとは、どのような連携をとって強化しているのでしょうか?

川上:フィジカル・ストレングストレーニングの専門家に月2回ほど来てもらって、体づくりや動きづくりに取り組んでいます。年に3~4回はフィジカルテストをして、データを採っているのですが、いままでは紙に記入して、それをエクセルに打ち込んでいたんです。手作業で非常に時間がかかっていたのですが、CLIMB DBを導入してからは、選手たちが自分で入力をすることができますし、過去のデータがグラフになって現れるので、とても使いやすくなりました。選手自身がCLIMB DBのアプリを使って入力することで、体づくりに対する意識付けにもなるので、非常に良いと思います。

――CLIMB DBを導入して、どのようなメリットがあると感じていますか?

川上:選手達の、身体と心の状態がわかることですね。もともと、うちの部活は辞める子が少ないのですが、たまたま今年、何人か辞めた子がいたんですね。彼らは辞める前に色々な悩みを抱えていたと思うので、心の状態が赤信号になる前、黄信号のときにどうにか察知できないものかと考えていました。選手が私に直接は言いにくいことでも、CLIMB DBのアプリを使って、体の状態や精神的なコンディションを入力することで、状態を把握することができます。それを元にコミュニケーションをとることができれば、より良いのではないかと感じています。

 

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――CLIMB DBを使うことで、選手からはどのような反応がありますか?

川上:今年から、サッカー部に委員会を作って活動しているのですが、そこでも役立てているようです。委員会とはテクニカルスタディ、メディカル、フィジカルフィットネス、環境整備、記録・広報、キッズ&ユースコーチ、マネジメントなどの役割があり、100人の部員全員が、いずれかの委員会に所属しています。たとえば、テクニカルスタディの選手が分析した映像を、CLIMB DBのメディアライブラリにアップロードすることで、選手全員が共有することができます。練習スケジュールのマネジメントなどにも活用できるので、選手達自身が、積極的にCLIMB DBを使いこなすようになってくれると良いですよね。

 

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――選手達に役割を与えるのは、良いアイデアですね。

川上:高校年代は大人になって社会に出る前の準備の年代ですから、色々な経験をさせることが大切だと思っています。私自身、選手たちに考える機会を与えて、自分たちで整理して行動できるようになってほしいと思っています。委員会を作るまでは、すべてのことに指導者が関わって、こちらから一方通行の発信でしたが、今はどんどん選手たちに責任を持たせてやるようになってきました。自主練習の内容、試合前の食事なども、選手達が考えてCLIMB DBを使って共有する。そうやって選手達が自立し、自発的に動くためのツールにしていきたいと思います。(了)

<記事提供>

CLIMB Factory株式会社

Supported by CLIMB Factory

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