2016.09.08 Thu

Written by EDGE編集部

フットサル

【Futsal Baton Project】バルドラール浦安セグンドの菊池拓哉選手達が調布中サッカー部を指導!

夏特有の厚い雲が空を覆い、汗ばむような天候の中『Futsal Baton Project』のメンバーが、東京都調布市の『調布中学校サッカー部』にてフットサル指導をおこなった。会場は子ども達によって作られたフットサルコート。メンバーは砂埃が舞うピッチに懐かしさを口にしながら、蝉の鳴き声に負けぬ大きな声でフットサルの楽しさを伝えていた。終了後、キーパーを中心に指導にあたった菊池拓哉選手(バルドラール浦安セグンド)に話を聞いた。

――お疲れさまでした。指導を終えて、子ども達の印象はいかがでしたか?

菊池 緊張しているなという印象でした。全体練習のテーマが「数的優位を作り出す」だったので、まずはコミュニケーションを取ることを伝えました。最初におこなったゲーム形式のウォーミングアップで緊張がほぐれ、互いに話し合う場面も見ることができました。もともと、僕は本職がゴレイロ(サッカーでいうGK)なので、ゴレイロの指導を中心に行いました。 

――なるほど。

菊池 サッカーとフットサルのGKは似て非なるものですが、活かせる部分はたくさんあると思ってます。近年はノイアー選手やデ・ヘア選手、五輪代表の中村航輔選手も、フットサルでいうブロックや足を伸ばしたセービングを取り入れていますよね。サッカーにはサッカーの止め方がありますが、フットサルのゴレイロの止め方もプレーの引き出しの中に閉まっておいて欲しい。 今日トレーニングして体で覚えてもらえば、咄嗟の場面で出るかもしれないですよね。「あ、フットサルのお兄ちゃんに教えてもらったやつだ」となってくれればいいよというのを、トレーニングで伝えました。

 

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――GKトレーニングのテーマはどのようなものだったのでしょうか?

菊池 ブロックのセービングです。 相手との1対1の場面でもそうですし、フットサルでは2対1の場面で ファーサイドにボールが飛んだ時にスライドし、ブロックでセービングするのが基本です。 これはサッカーでも使えるセービングです。 今日の練習は時間が限られていたので、まずは基礎的な部分を伝えて、あとはシュート練習の中で声をかけながら細かい部分を伝えました。 これは毎回のことなんですが、GKの選手たちの吸収が本当に早くて! 最後は試合をやって終わるのですが、大抵はロースコアになります。テーマに挙げたプレーもたくさん出してくれます。

――フットサルの公式戦が外でおこなわれることはないと思いますが、今日は土のグラウンドでの指導でしたね。

菊池 高校の時以来なので、懐かしかったです。練習が終わったら、誰よりも泥だらけになってました(笑)。とはいえ、フットサルを体育館やせめて人工芝でプレーできる環境が増えてくれば、もっと競技力は上がると思います。 そのためには今プレーしている選手たちが、フットサルという競技の価値を高めていく必要がありますし、それが僕たちの役割だと思います。

――最後に、参加した選手達にメッセージをお願いします。

菊池 僕は中学の途中でサッカーを諦めてフットサルに転向しました。 今でこそ身長が181cmありますが、中学の頃は背の順も前から数えて2、3番目で、サッカーの大きなゴールを守るのは無理だと諦めてしまったのですが、どフットサルでここまで来ることが出来ました。この活動を通して「 フットサルをやるという選択肢もあるんだ」ということを伝えたいです。 僕もトップチームに上がらないといけない立場なので、その道のりというか「あの時来たフットサルのお兄ちゃん達がトップチームに上がったんだ!」と、僕たちの活躍を追って、皆にも出来るんだという希望を与えられるようにこれからも頑張りたいと思います。

 

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フットサルバトンプロジェクトHP http://futsalbatonproject.web.fc2.com

 

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