2016.05.09 Mon

Written by EDGE編集部

インタビュー&コラム

教員から受けたありえない仕打ち。部活動を支える“外部コーチ”の、知られざる現場のリアルとは? 【久保田コラム】

以前、中学校でサッカー部の外部コーチをしていた時の話です。それまで長年顧問を務めていた先生に替わり、他校から異動してきた女性のベテラン教員が顧問になりました。サッカー経験はないけれど、前任校では9年間、管理顧問としてサッカー部を見てきたそうです。

その方が異動されてきてから間もない、春の公式戦。試合に負けた後、練習を一度も見たことがないその先生は、選手達にこう言いました。

「もっとボロボロに負けると思っていた。その割には、よくやっていた。私は前の学校で9年間顧問をしてきたから、良いサッカーというのはどういうものか、知ってるから」

ポカーン、ですよ。僕も選手達も。あなたは僕らの何を知ってるのって。

その後、やはり出た審判問題。週末に大会がある、でも僕は自分が代表を務めるクラブの試合があり、どうしても行けない。

そこで言われた衝撃のひと言がコチラ。

「試合には来なくてもいいので、審判だけやりに来てくれませんか」

僕は、単なる駒として認識されていたわけです。必死に気持ちを抑えて「先生、前任校で9年間も顧問やられていたんですよね? なら僕より上手く審判できるんじゃないですか? だから先生がおやりになればいいじゃないですか」と言うと「えー、わたしに審判なんて無理ですよー」と笑いながら返されました。

この人とはやっていけないわ、と悟った瞬間でした。

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外部コーチは「信用できない存在」なのか?

 

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