2016.02.09 Tue

Written by EDGE編集部

インタビュー&コラム

【久保田コラム】チームづくりと、乃木坂46 のはなし

◆弱さ、ミスを受け入れる優しさと包容力

ファンを敵に回すかもしれないし、誤解を招くかもしれない発言。普通なら編集でカットするであろうところを、そのまま流した番組スタッフからも、彼女達への愛情がよく伝わってくる場面でした。そんなファミリーのような温かさが、この番組にはあるんですよね。

そして日村さんは日村さんで、メンバー達の短所に対し「俺の方がもっとひどい」という自虐で笑わせ、和ませ、また笑いに変えて、それが結局メンバー達をおいしくしちゃう。この辺の瞬発力は天才的だし、そして何より面白い。

ネガティブなことも弱さもミスも、全てを受け入れ、嫌味なく笑いに変えてしまう優しさと包容力。そして、それをさらに魅力に変えて、彼女達を強く輝かせる存在。

こんなコーチに、僕はなりたい。

バナナマンの存在なしでは、乃木坂46というグループはここまで人気者にならなかった。それはもう、間違いないと思います。実際にネットなどを見ても、僕のように「乃木どこ」「乃木中」を観て乃木坂46のファンになったという人は多いようです。MCはバナナマン以外には考えられないって、みんな言っています。

「日村さんの面白さを世間に伝えることが、自分の仕事」(バナナマン・設楽統)

設楽さんのこのコメントをネットで偶然見つけて、ようやく腑に落ちました。設楽統という人は、自分が惚れた人の魅力を引き出して伝えることが天才的にうまく、それが自分の天職だと分かっている。相方の日村さんに対してだけでなく、乃木坂のメンバーに対しても、それは同じ。彼女達の魅力を引き出して世間に知らせるのが、自分の役目だと思っているんだろう。

彼が今、芸能界で引っ張りだこになっている理由がよくわかる気がします。

<次ページ>
キャプテンは頼りないほうがいい

1 2 3 4 5 6

◀︎前の記事 トップ ▶︎次の記事