2016.02.09 Tue

Written by EDGE編集部

インタビュー&コラム

【久保田コラム】チームづくりと、乃木坂46 のはなし

◆観ていて心地よい、適切な距離感

上からすぎず、ベッタリすぎず(←これ特に大事)で付かず離れず、程よい関係性。でも決して表には出さない隠れた愛情や、深い理解。乃木坂のメンバー達に接するバナナマンの二人が、まさにこれ。

バナナマンの2人は乃木坂メンバーのことを苗字で呼ぶのですが、観ていて実に自然で嫌味のない、心地よい関係性なんです。

親しさはあるけど、その間にはベッタリすぎない一本の線があるというか。繰り返すけれど、それが何とも観ていて心地よい。

僕がコーチを務めている、都立国際高校の女子サッカー部で指導をする時は、全員を下の名前で呼ぶのですが、4月に入学してくる一年生からは苗字で呼ぼうかなぁと思い始めています。

乃木坂46は、個性的なメンバーばかり。ルックスが良いのは当たり前だけれど、決してそれだけではない、それぞれの特徴を持っています。

ドイツ出身でピアノの東京都代表にもなるようなエリート、ミャンマーとのハーフの子、いじめられていた過去を払拭したくてオーディションを受けた子、OLと兼任して芸能活動をしているメンバー、二科展に何回も入賞するような絵の才能の持ち主、将棋が好きすぎて将棋番組でレギュラーを持っている子、グループの中で1.2位を争う人気者なのにいつまでも関西弁丸出しの子、フライパンをねじ曲げる怪力の子、美大に通いながら一人暮らしで貧しい思いをしていた時、芸能人になれば毎日ロケ弁が食べられると思って、オーディションを受けて合格した子。ちなみに彼女の今の目標は、弟の大学学費を自分で全額納入することだそうです。

乃木坂の活動と並行してモデル業をしているメンバーも多く、女性のファンが多いことも特徴の一つと言われています…。

あ、すいません、ついつい白熱しました。

他にも例を挙げればキリがないほどに彼女達の特徴は多く、個性的。それをバナナマンの2人がいつもさりげなくフィーチャーしてあげて、入れ替わり立ち替わり、その場の主役にしてあげているんですよね。

ただ、ここからがバナナマンのすごいところで。ルックスが良い、個性的、何々ができる…という彼女達の長所よりも、それぞれの短所というか「ちょっと欠けてるところ」(ツッコミどころ)をイジって笑いに変えてあげるのが本当にうまい。

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理解と愛情で、個性が輝き出す

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