2016.02.09 Tue

Written by EDGE編集部

インタビュー&コラム

【久保田コラム】チームづくりと、乃木坂46 のはなし

大好評の久保田コラム。今回はアイドルグループとサッカーチームの共通点について、です。大人気の乃木坂46とバナナマンの関係に見る、選手とコーチの理想的な関係とは、どのようなものでしょうか?(文・久保田大介/SUERTE juniors 横浜)

今回のコラムは、アイドルグループ「乃木坂46」について。

サッカーとどういう関係があるんだ! と呆れる前に、少し我慢してお付き合い下さい。

僕はもう立派なおじさんなんですけど、年甲斐もなく、昨年の夏頃から「乃木坂46」のファンになりました。もちろん以前から彼女達の存在自体は知っていたけれど、好きでも嫌いでもなく、何の意識もしていませんでした。それがいまや完全に虜となり、どっぷりハマってしまっています。ここまでアイドルを好きになるのは、人生で初めてかもしれません。

僕が乃木坂46を好きになったキッカケは、ある動画でした。氣志團と彼女達がLiveで共演している動画をたまたま観て、なんて楽しそうに踊って歌う子達なんだろう、不思議な魅力があるなぁと、そこで興味を持ったのが始まり。そこから彼女達の動画を探していくうちに、ある番組に辿り着きました。

TV東京系列で日曜深夜に放送されていた「乃木坂ってどこ?」という番組です。

2011年秋から放送が開始されて3年半も続き、昨年春からは「乃木坂工事中」というタイトルにリニューアルされて、現在も放送されています。この「乃木どこ」と「乃木中」(メンバーもファンもこう呼ぶ)で、これまで4年半MCを務めているのが、人気お笑いコンビのバナナマン。

今回のコラム、乃木坂46よりもバナナマンについてのほうが、実はメインかもしれないです。

バナナマン…設楽統と日村勇紀。この2人が番組で見せる乃木坂46メンバー達との接し方、そして一人一人のキャラを際立たせ、魅力を引き出すMCぶりが、うまくて絶妙で。彼女達の隠れた魅力を引き出すだけでなく、新しい魅力をどんどん生み出してあげている。

バナナマンが乃木坂46メンバーの魅力を存分に伝えてくれる番組を観ていくうちに、僕はいつの間にか乃木坂46の魅力に引きずり込まれ、ファンになっていたのでした。

しかも特定の一人を好きになる「誰推し」とかじゃなく、乃木坂46というグループ全体を見守り、感情移入し、応援したくなってしまう…というマジックにかかってしまった。バナナマンおそるべし。

そして悪い癖が発動。いつしか僕は「乃木坂46とバナナマン」の素敵な関係性を拡大妄想し「選手とサッカーコーチ」に置き換えながら、観るようになっていたのです。

これ、チームづくりと一緒だな、って。

実際、とても勉強になることが多いんです。

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異なる個性をフィーチャーし、主役にする、バナナマンの手腕

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