2015.12.11 Fri

Written by EDGE編集部

インタビュー&コラム

「元Jリーガーを積極的に雇用し、サッカーとITの新たな形を追求したい」 ㈱フォトメ代表取締役・佐々木淳

好評連載「アマチュアフットボーラーたちの挑戦」。5回目のゲストは㈱フォトメの佐々木淳さんです。佐々木さんは東京ヴェルディのJrユースでプレーし、東海大菅生高校時代には高校サッカー選手権に出場しました。大学卒業後、不動産、人材営業などを経て、2010年に写真とITを融合させた㈱フォトメを立ち上げ、代表取締役に就任。フォトメではサッカーの映像事業を中心に、元Jリーガーを積極的に雇用するなど、サッカーとビジネスの新たな関係を構築しています。この対談のホストを務める中村篤次郎さんとは、サッカー仲間でもあります。かつてツエーゲン金沢のゼネラルマネジャーを務め、FC東京の営業部を経て、現在は保険会社で働く中村さんの進行のもと、話はサッカー×ビジネスをテーマに進んでいきます。(構成・鈴木智之/フットボールエッジ編集長)

中村:「アマチュアフットボーラーたちの挑戦」5回目のゲストは株式会社フォトメ代表取締役、佐々木淳さんです。

佐々木:ろしくお願いします。

中村:御社では引退したばかりの元Jリーガーを社員として受け入れていますよね。まずは、どういう意図で採用して、どのようにサッカービジネスを展開していこうとお考えなのか。そのあたりをお聞かせ頂ければと思います。

佐々木:わかりました。よろしくお願いします。

中村:ビジネスの話をする前に、「アマチュアフットボーラー」としての活動について、伺いたいと思います。佐々木さんと私はサッカー仲間で、中国山東省のチームとの交流試合に参加したりと、親しくボールを蹴らせてもらっていますが、実は高校選手権に出て、ゴールも決めているんですよね。

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佐々木淳(ささきじゅん)。1982年、東京都生まれ。東京ヴェルディのJrユースを経て、東海大菅生高校時代には全国高校サッカー選手権大会に出場。大学卒業後、不動産、人材営業などを経て、2010年に㈱フォトメを立ち上げ、代表取締役に就任。「Footi」や「TUESDAY FOOTBALL」など、動画を中心としたサッカーコンテンツの他に、ゲームアプリの制作も行っている。

佐々木:はい、一応。当たりそこねのシュートが入っただけで、お恥ずかしいのですが…(笑)

中村:サッカーのキャリア的には、どのようなルートを歩まれたのですか?

佐々木:小学校時代は東京都昭島市のクラブでプレーしていました。勉強もせず、寝る間も惜しんでサッカーばかりやっていましたね(笑)。本当に朝から晩まで、学校の休み時間にもボールを蹴って、放課後から夜までサッカーをする。それを毎日繰り返していました。サッカーが好きすぎたんです(笑)。当時はクライフやフリット、ファンバステン、ライカールトのオランダトリオの映像や、ブラジルのペレやジーコ、ジャイルジーニョやファルカンが出ていたビデオを、テープが擦り切れるほど見て真似していました。

中村:まさにサッカー小僧という感じで、サッカーに打ち込んでいたんですね。

佐々木:そうなんです。僕が小学校5年生のときにJリーグが開幕したのですが、当時はヴェルディとカズさん(三浦知良)がすごい人気でした。それに影響されて「俺もヴェルディJrユースのセレクションを受けるしかない」と思いまして(笑)。当時、雑誌かなにかにセレクションのメニューが載っていたんですね。そこには「八の字ドリブル」とかメニューが書いてあったので、小学校5年生から6年生になるまでの1年間、徹底的に練習をしました。当時、僕が通っていた小学校チームのコーチが「お前は絶対にがんばったほうがいい」と言ってくれて、毎日仕事から早く帰ってきて、夜の7時から練習に付き合ってくれたんですね。一緒に2人で50mダッシュをしたりしていました。

中村:すごく良いコーチの方だったのですね。

佐々木:そうなんです。大人になったいまでも、一緒に食事に行ったりしています。出会ったときは学生でしたが、いまは某時計メーカーに勤務されています。

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500名がセレクションに来た、ヴェルディのJrユースに奇跡的に合格

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