2015.11.11 Wed

Written by EDGE編集部

ヨーロッパ

レアル・マドリード下部組織の分析担当に聞く「日本人選手が、リーガ・エスパニョーラで活躍できない理由」

「いまだに日本人選手がリーガ・エスパニョーラで活躍できていないのは、育成年代で身に付けるべき、基礎的な戦術面の知識やトレーニングが足りていないからだと思います。ワールドカップで優勝するような国には、その国の特徴的なスタイルがあり、それを育成年代から基礎戦術として学んでいます。プロになれば、練習で戦術の基礎をトレーニングすることはなく、もちろん誰も教えてはくれません。日本人選手がスペインに来た時にぶつかる壁は、基本的な戦術面の欠如にあると思います」

ミゲル氏の指摘は続く。

「日本は育成年代でパスやトラップなどの基本技術を教えることが多いですが、試合の中でその技術をいつ使うのか、なぜその場面で使うのかという理由がわかっていないため、練習でいいプレーができても、試合に活かせていない印象があります。育成年代のうちからサッカーの戦術、知識を伝え、ピッチのどの場所で、なぜその技術を使うのかを教えることで、どのようなスタイルにも適応する能力が養われていくのではないでしょうか」

示唆に富むミゲル氏の分析は、いかがだっただろうか。多様な視点からサッカーを紐解くことは、日本サッカーの向上につながることだろう。

◆IFCOプログラム・今後の予定

【スペインサッカーフィジカルトレーニング資格取得プログラム】
日時:12月26日(土)13時~18時/27日(日)10時~16時(2日間)
場所:FC東京パーク小平天神
講師:ラファエル・ベラスコ氏(アトレティコ・マドリードフィジカルトレーナー/レアル・マドリードインターナショナルアカデミー監督など)
定員:25名
参加費:120,000円

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10月に開催された、スペインサッカー・スカウト資格取得プログラムの様子

備考:「スペインサッカーフィジカルトレーニング資格取得プログラム」は、アトレティコ・マドリードのフィジカルトレーナーを招き、スペインAFEN公認プログラムとして実施。ヨーロッパで主流のフィジカルトレーニングはじめ、ボールを使用したトレーニングなどの実技を含めて開催される。

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