2015.08.31 Mon

Written by EDGE編集部

Jリーグ&国内

ジュニアサッカーワールドチャレンジ2015 準決勝でFCバルセロナに勝利した東京都U-12・米原監督コメント

2015年8月30日、U-12ジュニアサッカーワールドチャレンジ準決勝が行われ、東京都U-12がFCバルセロナにPK戦の末、勝利した。試合後の東京都U-12、米原隆幸監督のコメントは以下のとおり。

◯準決勝結果 東京都U-12 1対1 FCバルセロナ(PK3-2)


――PK戦での勝利、おめでとうございます。この試合の勝因は?

米原:一番は相手に合わせたり、構えるのではなく、自分たちの仕掛ける意欲を最初から出せたことです。ミーティングのときから、そこをとにかくやろうと言ってきました。スタートからタイトに行けたこと、スタートダッシュに成功したのが、試合の主導権を握れた要因だと思います。なかでもビルドアップの牽制、守備の仕方を明確にしたので、無駄追いをせず、いつ・どこで奪うかという意識があったので、選手たちはやりやすかったんじゃないかなと思います。

――具体的な守備のポイントは?

米原:うちは4-2-3-1、バルサが4-3-3で、アンカーの8番(シャビ・シモンズ)のところに入るボールを徹底的に遮断しようと。うちのFWには、バルサのセンターバック間でパスをさせないようなチェイシングと、トップ下の選手に相手の8番を牽制させながら、うちのボランチ2枚でどうやって前に行くか。長いボールに関しては、タイトにインターセプトを狙いに行って、サイドのところは「出来る限り、近い距離までアプローチをしよう」と言っていたのですが、そこは比較的うまくできたのかなと思います。

――先制点がカギになったのでしょうか?

米原:そうですね。このチームのストロングポイントは、右サイドのスピードのある選手(2 石澤諒志)のところから攻撃をして、あとは中に選手がどう入って行くか。そこは強調して、点の取れる場所に2人、3人と入らないといけないと。トレーニングのところから、広いピッチでやる中で、攻撃の幅をとるところと(前線に)飛び出すところが弱かったので、そこを強調しました。シュートは1本目をニアに外して、あそこはファーサイドに打たないとということで、2本目はファーに打ってくれて、詰めたのもボランチの選手だったので、意図的にゴールが奪えたのかなと思います。

――バルセロナに勝った経験は、今後の子どもたちにどのような影響があると思いますか?

米原:一番は「やればできる」ということですよね。今日、トライした中で、自分の通用したもの、できなかったものを見極めて、次に活かしてくれればと思います。バルサの選手の戦術やコントロール、身体の向き、周りを見ること、チャンスの時のスイッチの入れ方は、僕らも勉強になるほどでした。選手たちは肌で感じることができたので、これからに活かしてくれればと思います。

――試合の入り方について。精神的に気負っていないと感じましたが、試合前の指示はどのようなものだったのでしょうか?

米原:このチームは最初から「できないことをできるようにする」トレーニングはしてこなかったんですね。まずは、自分の良さをどう活かすか。チャレンジしたことについて「責任は(監督の)俺が全部取るから」という形で、選手の負担をなくすように投げかけています。ベンチからも「ダメだよ」「なんでだよ」というネガティブな声がなかったので、選手もすぐに切り替えができたのかなと思います。

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