2015.06.24 Wed

Written by EDGE編集部

アジア

ベトナム代表・三浦俊也監督インタビュー「いかなる圧力も受けたことはない」

U-23ベトナム代表の東南アジア競技大会(SEA Games)での戦いは、銅メダルという結果に終わった。三浦俊也監督は地元メディアの取材に応じ、同大会を振り返ると共に、今後の代表チームの強化や目標などについて語った。(提供:VETNAM- FOOTBALL)

――まずは先日閉幕したSEA Gamesについて、お聞かせ願えますか?

「準決勝でゲームを支配しながらもミャンマーに敗れてしまったことが悔やまれます。多くの決定機を作りましたが、それを活かすことができませんでした。ベトナムがミャンマーに敗れるとはだれも思っていなかったでしょう。全くツイていなかったとしか言いようがありませんが、サッカーとはそういうものです。トーナメントでは、ゴールできなかった者、チャンスを活かせなかった者が敗者です」

――ツキに見放されたということですが、ベトナムとミャンマーが大会直前に親善試合を行っていたことで、グエン・コン・フオン対策など、ベトナムの攻撃を封じるすべを研究されたという意見もあります。

「そうした意見があるとは聞いています。商業的な理由で、私がグエン・コン・フオンの出場を強いられているという話も。しかし、それは間違いです。グエン・コン・フオンは、U-23代表において重要なプレーヤーであるため、この試合でも出場させたにすぎません。また、ワールドカップ2次予選の初戦で、彼をタイに連れて行かなかったのは、A代表には優秀なフォワードが揃っているため、現時点で彼のポジションがないからです。

強調しておきたいのは、その時点では、ミャンマーと準決勝で対戦することになるとは予測し得えなかったこと。そして準決勝では、仮にグエン・コン・フオンが封じられていたとしても、ベトナムは多くのチャンスを作っていましたから、ほんの僅かな幸運が味方してくれれば、ミャンマーを下して決勝に進めていたということです。この試合で、ミャンマーゴールを最も脅かしていた選手は、グエン・コン・フオンではありませんからね」

――つまり、選手起用について圧力を受けているわけではないのですね?

「いかなる圧力も受けたことはありません。そのときは、ワールドカップ2次予選に向けてA代表の準備をしていたため、U-23ミャンマー代表との親善試合の指揮は、アシスタントのスタッフらに任せていました。しかし、この試合でも選手の起用法は私が指示しており、グエン・コン・フオンをピッチに送り出したのも私の意志です。どの選手を起用するかは、常に私自身が決定していることです。スタッフらの意見は尊重し、話し合いはしますが、最終的な決断は監督がするものです。ベトナムサッカー連盟(VFF)も、私の考えを理解して応援してくれていますし、私の仕事に干渉してくるようなことはありません」

――SEA Gamesの後、VFFとの間で大会を振り返ったり、今後の代表チームの予定について話し合ったりしましたか?

「シンガポールから戻ってきてから、私もVFFの代表者らも殆ど休む時間がないほど忙しかったのですが、SEA Gamesでのベトナムの試合については、しっかりと話し合いました。私自身、今大会では様々な経験を積むことができたと思っています。しかし、今は前を向いて、これからのことを考えるべきときだと思います。やることは山積みで、まずは(アジアカップ2019の予選を兼ねた)ワールドカップ2次予選があり、年明けにはU-23アジア選手権が控えています。課せられた任務を全うすべく、これから綿密に計画を練り、じっくりとメンバー選考をしていきたいと思います」

(提供:VETNAM-FOOTBALL)

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