2015.01.10 Sat

Written by EDGE編集部

高校&ユース

『信じられません(山田監督)』前橋育英対流経大柏 両監督コメント

写真:Takahashi Manabu

高校サッカー選手権準決勝 前橋育英 1(5PK4)1 流経大柏 両監督コメント。

前橋育英 山田耕介監督

立ち上がりは流経大柏が両サイドからのアーリークロスやロングボールで蹴ってきて、前線からプレスをかけてくることを予想していて、相手の勢いのある時間だと思っていました。だから前半10分くらいは細かくつながずに、うちもプライオリティーは背後を狙おうと伝え、慣れてきたらポゼッションしていこうと指示していました。そして後半はわれわれのいつもどおりのサッカーをしようと。その中で怖かったのが、中盤で横パスを奪われたりしてのショートカウンター。選手たちには伝えていましたが、いったとおりの形でやられてしまいました。

――前橋育英はこれまでベスト4でことごとく敗れていて、今回は5度目の正直で初めて決勝に進みます。お気持ちは?

(5度目の正直は)それは僕の話。ロスタイムに入るところで、また今年も敗れるだろうと思っていました。何がダメなんだろうと。そしたら(鈴木)徳真が取ってくれました。

――決勝戦の相手は星稜高校ですが、どんな印象を持っていますか?

星稜は強いチームです。われわれはチャレンジャーとして今日はゆっくり休んで明日調整して、いいゲームができればいいかなと思います。

――星稜の河﨑(護)先生とは長年のおつき合いですが……。

河﨑先生とは同学年、同級生ということで、30年くらいのつき合いなので、決勝戦にはぜひきていただき、同じピッチで戦いたいという気持ちが強いですね。

――星稜とはインターハイで戦っていますが……。

インターハイの準々決勝で戦っています。同じ黄色のユニホームなので、そのときはうちが白のユニホームを着ました。今度はうちが黄色と黒の縦じまを着たいとさっき伝えてきました(笑)。インターハイのときはお互い連戦で疲れていて勝負は五分五分でした。(向こうはリベンジの気持ちがあると思いますが、)星稜は選手権では3年連続勝ち上がっていますので、われわれはあくまでチャレンジャーです。

――ここまでのチームの成長については?

チームを立ち上げたときから「去年に比べておまえらは力がないんだぞ」とずっといい続けてきました。そんなこともあって選手たちには見返してやろうという反骨精神が芽生えたんじゃないかと思います。それでチームがまとまってきました。僕は選手たちに嫌われてもいい。子どもたちが伸びてくれればそれでいいと思っています。

――ここまでの戦いを振り返って?

PKでずっと負けてきたんで、PK戦で2回勝てたのは奇跡だと思います。

――PKで選手たちは思いきり蹴っていましたが……。

今まではタイミングをズラしたキックは絶対に認めてきませんでした。ふざけてんのかと。でも今はタイミングをズラしたキックや、思いきったキックとかも認めていて、PK戦の前には自分の形や得意な形をPK戦では出してみろと伝えました。

――ノーゴールに終わった渡邊凌磨選手について。

今日もバーに当てたシュートがありました。右足も左足もいいものを持っている選手です。決勝戦こそ力を発揮してくれればいいなと思います。

――1失点後の指示については。

まだ残り18分ありましたので、まだチャンスがあると思っていました。だから焦るなと伝えました。残り10分になったところで3バックに変え、7番の菊地(匡亮)を入れてパワープレーを狙いました。でもなかなかうまくいっていませんでした。

――守備陣については。

サイドからのクロスやショートカウンターの守備については、結構マネージメントできていたと思います。ただ1本だけ心残りで、これでやられちゃうんだなと思いました。守備は10本中9本防いでも、1本決められたらダメですから、神経を使うところです。

――鈴木徳真のゴールについては。

信じられません。最後に意地を見せてくれました。徳真が中心になってよくやってくれました。頼もしいですね。もう1試合頑張ってほしいです。

 
<流経大柏 本田裕一郎監督コメントは次ページ>

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